【今更聞けない】自用地とは
2023年06月15日
みなさんは、自用地って聞いたことはありますか。
自用地とは、どんな土地のことなのでしょうか。
自用地とは土地の相続・贈与の際に使用される用語で、賃貸などの契約によって他人に貸し出しておらず、所有者以外の誰かが使用する権利を有しない土地のことです。
一般的には、所有者自らが住居を構えて住んでいるような土地を自用地と指します。賃貸契約等で借地権や借家権を設定されている土地の場合、財産価値はそれぞれの権利者に帰属するため、相続・贈与の際の財産に関して土地の評価額を各権利者に分割する必要があります。その際に、所有者以外に使用する権利者がいない自用地とした場合の評価額を算定の基礎とされます。