【今更聞けない】安心R住宅とは
2024年08月22日
中古住宅の購入を検討されている方は、「安心R住宅」という制度を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、具体的にどのような住宅なのか分からない方も多いと思います。
安心R住宅とは耐震性があり、インスペクション(建物状況調査等)が行われた住宅であって、リフォーム等について情報提供が行われる既存住宅のことです。
国の関与のもと、登録された事業者団体により「安心R住宅」の標章(マーク)が付与されます。
具体的には、以下の要件を満たした住宅だけが「安心R住宅」として認められます。
①耐震性等の基礎的な品質を備えている
②リフォームを実施済み又はリフォーム提案が付いている
③点検記録等の保管状況について情報提供が行われる
「安心R住宅」の「R」には、Reuse(リユース、再利用)、Reform(リフォーム、改装)、Renovation (リノベーション、改修)の意味があります。
「不安」「汚い」「わからない」といった従来のいわゆる「中古住宅」のマイナスイメージを払拭し、
「住みたい」「買いたい」と思える既存住宅の流通を促進するために、国⼟交通省がスタートさせた制度です。